新興市場銘柄ダイジェスト:UNITEDは大幅上昇、HOUSEIがストップ高

材料
2024年11月22日 15時46分

<6190> PXB 364 +6

大幅反発。「ALT1及びALT2の測定用マーカーペプチド」に関する発明が日本において特許査定されたことを発表し、好感されている。今回の特許は、主力製品であるPXBマウスや病態モデルマウスなどのキメラマウスにおいて、ヒトALTとマウスALTのわずかな違いをLC-MS/MS(液体クロマトグラフィーとタンデム型質量分析装置を組み合わせた分析)で測り分けることに成功しており、従来の方法では困難であったマウス及びヒト由来のALT1及びALT2を同時に定量することを可能とするものという。

<7068> FフォースG 532 +80

ストップ高。配当方針の変更及び配当予想の修正(初配当)を発表し、好材料視されている。従来無配としていた25年5月期の配当予想について、中間・期末各5円の年10円とし、初配当を実施する。DX事業での損益の改善に一定の進捗が見られており、今後も継続的な売上成長が見込まれることを背景に、株主へ安定的かつ継続的な配当の実施を通じた利益還元の姿勢をより明確化するとしている。今後は、継続的な配当を行うため、中間及び期末配当として株主資本配当率5%以上を目安とすることを基本方針として定めた。

<5035> HOUSEI 470 +80

ストップ高。AI用高性能サーバー等及びその周辺機器の輸入販売及び保守サービスを提供する新事業を開始することを発表し、これを好感した買いが優勢となっている。KAYTUS SYSTEMS PTE. LTD.とValue-added Reseller Agreement契約を締結し、KAYTUS社の製品を仕入れ日本で販売する事業を開始する。KAYTUS社はシンガポールに本社のある世界トップクラスのサーバーメーカーで、特にAI(人工知能)用高性能サーバーを得意としている。

<3905> データセク 1031 +46

大幅反発。21日の取引終了後に台湾の電子機器における受託製造サービス(EMS)大手のWistron Corporation社と業務提携に向けた基本合意書を締結したことを発表し、好材料視されている。両社の技術、製品、リソース及びネットワークを活用し、今後も需要拡大が見込まれるAIサーバー分野における最先端のNVIDIA社製GPUを搭載したサーバーの確保、及びAIデータセンターの運営などにおける協業を目的としている。

<3998> すららネット 369 +7

反発。21日の取引終了後に24年12月期通期業績予想の修正を発表し、好材料視されている。売上高は微減も、経常利益は従来予想の1.67億円を1.92億円(14.6%増)に上方修正した。受託開発事業において、今期計上予定案件が来期に延期したことにより売上高は減少したものの、eラーニング事業において、採用計画の延期等により人件費や、コスト見直しに伴う費用削減により、営業利益及び経常利益は上回る見通しになったとしている。

<2497> UNITED 814 +39

大幅上昇。25年3月期通期業績予想の上方修正を発表し、好感されている。売上高を114~117億円(21.3%~13.6%増)に、経常利益を26~29億円(30.0%~16.0%増)に上方修正した。投資事業において、delyの東京証券取引所への上場に伴う普通株式の売出しに、売出人の一社として参加し、同社が保有するdelyの株式を売却する予定であること、及び教育事業でベストコの子会社化を目的として、グローバルアシストホールディングスの株式を取得し子会社化することが要因としている。

《ST》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.