東京株式(大引け)=257円高と3日ぶり反発、半導体や銀行株などが買われる
22日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反発。前日のNYダウが大幅高となったことを受け、半導体関連や銀行株などが買われた。
大引けの日経平均株価は前日比257円68銭高の3万8283円85銭。プライム市場の売買高概算は16億8134万株。売買代金概算は3兆7897億円となった。値上がり銘柄数は1116と全体の約68%、値下がり銘柄数は470、変わらずは59銘柄だった。
前日の米株式市場では、NYダウは461ドル高と大幅続伸し、ナスダック指数も反発した。これを受け、東京市場も買いが優勢となり値を上げてスタート。朝方の買い一巡後は一時50円超高まで上昇幅が縮小し3万8000円ラインに接近する場面があったが、下値には買いが入り、その後3万8400円台まで値を上げた。後場に入ってからは、3万8300円台を中心とする一進一退の展開が続き上値は重い展開となった。半導体関連や銀行、電線株が買われ、海運株が軟調だった。
個別銘柄では、ディスコ<6146>やアドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>が高く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>、東京海上ホールディングス<8766>が値を上げた。フジクラ<5803>や古河電気工業<5801>、住友電気工業<5802>が買われた。ファーストリテイリング<9983>やリクルートホールディングス<6098>がしっかり。
半面、IHI<7013>やディー・エヌ・エー<2432>が安く、日本郵船<9101>や商船三井<9104>が値を下げた。任天堂<7974>やSMC<6273>、第一三共<4568>が軟調でニデック<6594>や楽天グループ<4755>、中外製薬<4519>、オリエンタルランド<4661>が下落した。