22日の米株式市場の概況、NYダウ426ドル高で最高値を更新 米景気指標が支援
22日の米株式市場では、NYダウが前日比426.16ドル高の4万4296.51ドルと3日続伸し、過去最高値を更新した。11月の米国購買担当者景気指数(PMI)速報値の内容を受けて、米国経済の底堅さが意識され、投資家のリスク選好姿勢が強まった。トランプ次期大統領による景気浮揚策への期待感も続き、全体相場を支援した。
ボーイング<BA>やナイキ<NKE>が上伸し、アメリカン・エキスプレス<AXP>やホーム・デポ<HD>、キャタピラー<CAT>が堅調推移。ギャップ<GAP>とテキサス・パシフィック・ランド<TPL>が株価水準を大きく切り上げ、アトラス・エナジー・ソリューションズ<AESI>とエラスティック<ESTC>が急伸した。一方、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>とメルク<MRK>が冴えない展開となった。
ナスダック総合株価指数は31.231ポイント高の1万9003.651と続伸した。テスラ<TSLA>やマイクロソフト<MSFT>が買われ、アップル<AAPL>とアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>が堅調推移。ロス・ストアーズ<ROST>とレプリミューン<REPL>が高い。一方、エヌビディア<NVDA>とアルファベットC<GOOG>が売られ、エコスター<SATS>が下落。インテュイット<INTU>は大幅安となった。