ソフトバンクGが続伸、先物主導のインデックス買いとエヌビディアとの連携にも思惑
ソフトバンクグループ<9984>が続伸。ここ調整色が強く日経平均の上値が重い背景ともなっていたが、前週末に小幅ながら反発し下げ止まる動きを示していた。きょうは引き続き買い戻しが優勢となっている。また、日経平均先物主導の大幅な上昇に伴いインデックス買い(裁定買い)も株価上昇を後押ししている形だ。前週末の米国株市場でハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は小幅上昇にとどまったものの、同社傘下の英半導体設計アームホールディングス<ARM>は高く引け、戻り足をみせていることはポジティブ材料だ。また、米半導体大手エヌビディア<NVDA>との連携に向けた思惑も浮上しており、直近では子会社ソフトバンク<9434>が全国の基地局でエヌビディアのGPUを使ったAI―RANによるネットワーク構築に向けた青写真を描いていることが伝えられ、これが株価を刺激する背景ともなっている。