明日の為替相場見通し=154円台でのもみ合いも
今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、154円台を中心とするもみ合いとなる可能性がありそうだ。予想レンジは1ドル=154円00~155円00銭。
この日のドル円相場は一時、153円台半ばまでドル安・円高が進む場面があった。次期トランプ政権の財務長官に財政規律重視派とみられているスコット・ベッセント氏が指名されることとなり、米財政赤字削減とインフレ抑制に向けた思惑が膨らんだ。ただ、午後には154円台に値を戻した。今晩は目立った経済指標の発表はない。このなか、為替相場は米長期金利や株式市場の動向を横目に見ながらの展開となることが予想される。