NY為替:中東情勢悪化懸念の後退などで長期金利低下、ドルは弱含み

通貨
2024年11月26日 7時50分

25日のニューヨーク外為市場でドル・円は153円63銭まで下落後、154円51銭まで上昇し、154円20銭で引けた。次期財務長官の政策を織り込む動きや米10月シカゴ連銀全米活動指数が予想を下回ったほか、中東情勢悪化懸念の緩和で長期金利が低下し、ドル売りが優勢となった。その後、米11月ダラス連銀製造業活動指数の改善や実需のドル買いに下げ止まり、リスク選好の円売りに反発。

ユーロ・ドルは1.0530ドルまで上昇後、1.0467ドルまで反落し、1.0494ドルで引けた。高値からは独11月IFO企業景況感指数の悪化に加えて、欧州中央銀行(ECB)のチーフエコノミスト、レーン氏が大幅利下げの可能性にも言及したため大幅利下げを織り込むユーロ売りに押された。ユーロ・円は、162円12銭まで上昇後、161円36銭まで下落した。ポンド・ドルは1.2613ドルへ上昇後、1.2542ドルへ下落した。ドル・スイスは0.8891フランから0.8849フランまで下落した。

《MK》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.