外為サマリー:一時153円90銭台へ下落、トランプ氏の関税強化を警戒
26日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=154円01銭前後と前日午後5時時点に比べ50銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=160円71銭前後と同70銭強のユーロ安・円高で推移している。
ドル円は、午前8時50分時点では154円40銭台で推移していたが、午前9時40分過ぎには一時153円93銭近辺に下落した。トランプ次期米大統領が、中国のほぼ全ての輸入品に追加で10%の課税をかけ、メキシコやカナダにも25%の追加関税をかける大統領令に署名する方針だ、と同氏のSNSで表明したと伝わった。これを受け、ドルは軟調な値動きとなり154円ラインを巡る攻防となっている。
ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0434ドル前後と同0.0010ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。