ベスト・バイが決算受け下落 通期ガイダンスを下方修正 需要が依然低迷=米国株個別
(NY時間09:47)(日本時間23:47)
ベスト・バイ<BBY> 85.08(-7.96 -8.55%)
家電量販店のベスト・バイ<BBY>が下落。取引開始前に8-10月期決算(第3四半期)を発表し、既存店売上高が予想以上の減収となったほか、1株利益が予想を下回った。通期のガイダンスも公表し、見通しを下方修正している。家電製品やその他電化製品の需要が依然として低迷している。
バリーCEOは声明で「第2四半期の後半には、継続的なマクロ経済の不透明感、顧客がセールやイベントを待っていること、そして選挙前の混乱により、買い物客は様子見を続けていた。ホリデーセールが始まり、選挙も終わったことで、需要は増加している」と述べた。
(8-10月・第3四半期)
・既存店売上高:2.9%減(予想:0.9%減)
米国:2.8%減(予想:0.7%減)
海外:3.7%減(予想:0.6%減)
・1株利益(調整後):1.26ドル(予想:1.29ドル)
・売上高:94.5億ドル(予想:96.3億ドル)
米国:87.0億ドル(予想:88.8億ドル)
米売上高に占めるオンラインの割合:31.4%
海外:7.48億ドル(予想:7.57億ドル)
・粗利益率:23.5%(予想:23.1%)
(11-1月・第4四半期見通し)
・売上高:0~3%減
・営業利益率:4.6~4.8%
(通期見通し)
・既存店売上高:2.5~3.5%減(従来:1.5~3.0%減)(予想:2.1%減)
・1株利益(調整後):6.10~6.25ドル(従来:6.10~6.35ドル)(予想:6.27ドル)
・売上高:411~415億ドル(従来:413~419億ドル)(予想:415.6億ドル)
【備考】
・今年度中に5億ドルの自社株買いを依然計画
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース