【市場反応】米11月消費者信頼感指数は昨年7月来で最高、10月新築住宅販売件数は2年ぶり低水準、ドル堅調（訂正）
下記の通り修正します。
（誤）昨年7月来で最低となった
（正）昨年7月来で最高となった
コンファレンスボードが発表した米11月消費者信頼感指数は111.7となった。昨年7月来で最高となった。
同時刻に発表された米10月新築住宅販売件数は前月比―17.3％の61万戸と、9月73.8万戸から予想以上に減少し、22年11月来で最低。ハリケーンの影響に加え、30年物固定住宅ローン金利が7％台に上昇したほか、選挙前で購買意欲が後退。さらに、中間価格が上昇するなど、値ごろ感も悪化したことが要因と考えられる。
米11月リッチモンド連銀製造業指数は－14と、改善予想に反して10月と同水準にとどまった。
米国債相場は続落。トランプ次期大統領が計画している追加関税がインフレ要因になるとの見方。10年債利回りは4.31％まで上昇した。ドルも底堅く推移し、ドル・円は153円60銭でもみ合い。ユーロ・ドルは1.0525ドルから1.0503ドルへ反落。ポンド・ドルは1.2608ドルから1.2563ドルへ反落した。
【経済指標】
・米・11月リッチモンド連銀製造業指数：－14（予想：－11、10月：-14）
・米・11月消費者信頼感指数：111.7（予想：111.8、10月：109.6←108.7）
・米・10月新築住宅販売件数：61万戸（予想：72.5万戸、9月：73.8万戸）
《KY》
