ウォルマート、多様性関連のプログラムを打ち切り=米国株個別
(NY時間11:30)(日本時間01:30)
ウォルマート<WMT> 90.69(+1.19 +1.33%)
ウォルマート<WMT>はダイバーシティー(多様性)とエクイティー(公平性)、インクルージョン(包摂性)を重視するプログラムを撤回する。「DEI」と呼ばれるこうした取り組みは保守派からの批判が高まっており、DEI強化を打ち切る企業が増えている。
同社は今後、契約を交わす際、人種や性別を含む多様性を推進要因として考慮することはなく、融資の適格性を評価する場合も人口動態のデータ収集を中止する。
同社は公式なコミュニケーションにおいて「DEI」という用語の使用を取り止めることを確認。また、従業員に対する人種平等研修も制限し、性的少数者らLGBTQの擁護団体であるヒューマン・ライツ・キャンペーンによるランキングへの参加も見送る。LGBTQを支援するプライドパレードなどイベントへのサポートも見直す予定。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース