ウッドワードが決算受け上昇 航空宇宙部門が好調=米国株個別
(NY時間12:55)(日本時間02:55)
ウッドワード<WWD> 191.14(+11.85 +6.61%)
航空部品のウッドワード<WWD>が上昇。前日引け後に7-9月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。航空宇宙、産業とも好調だった。25年度の通期見通しも公表しており、予想を上回る1株利益および売上高の見通しを示している。
アナリストは航空宇宙部門の好調さを強調。「航空宇宙部門が引き続き好調で、前年比22%の売上増と営業利益の拡大を記録し」たと述べている。「業績は民間および防衛事業の双方の好調さに牽引されたもので、この傾向は2025年まで続くと予想される」とも付け加えた。
(7-9月・第4四半期)
・1株利益(調整後):1.41ドル(予想:1.26ドル)
・売上高:8.54億ドル 10%増(予想:8.11億ドル)
・航空宇宙:5.53億ドル(予想:5.22億ドル)
・産業用機械:3.02億ドル(予想:2.92億ドル)
・EBITDA(調整後):1.47億ドル(予想:1.43億ドル)
(25年度通期見通し)
・1株利益(調整後):5.75~6.25ドル(予想:5.85ドル)
・売上高:33~35億ドル(予想:33.8億ドル)
・FCF(調整後):3.5~4億ドル
【企業概要】
米国内外の商業や防衛関連の航空業界・工業界向けに、エネルギー制御部品とシステムを開発・製造・販売する。タービン駆動航空機用の燃料及び動作の制御ソリューションの他、電気・ガス・石油精製産業向けの流体・動作・燃焼制御ソリューションを提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース