WSCOPEが大幅続落、欧州EV市場の停滞で今期最終赤字へ
ダブル・スコープ<6619>が大幅続落。26日取引終了後、これまで未定としていた25年1月期連結業績予想について売上高を310億円(前期は変則決算で480億4300万円)、最終損益が23億円の赤字(同9億3900万円の黒字)としており、これを嫌気した売りが出ている。
欧州EV市場を取り巻く事業環境の停滞などにより、第3四半期以降に車載用電池向けセパレーター販売が大幅に減少すると見込む。なお、子会社だったW-SCOPE CHUNGJU PLANT(WCP)の持ち分法適用会社化に伴い、WCPの売上高と営業損益は連結決算に反映されなくなり、営業外損益の持ち分法による投資損益に取り込まれることになった。