アドテストが続落し25日線から下放れ、米半導体株変調で利食い急ぎの動き強まる

材料
2024年11月27日 10時32分

アドバンテスト<6857>の崩れ足が目立ってきた。9月下旬に25日移動平均線を上回ってから今週明け25日まで同移動平均線を下回ることなく、強力な上昇トレンドを形成してきた。しかし、前日に大陰線を示現し終値で約2カ月ぶりに下回った。きょうは続落し、寄り後も下値模索の動きを強めるなど波動転換の可能性を示唆している。前日の米国株市場ではエヌビディア<NVDA>は自律反発したもののわずかな上昇にとどまり、その他の半導体主力株は軒並み下落、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も安くなった。エヌビディアと密接な取引関係を持つアドテストも利食い急ぎの動きが表面化している。なお、アドテストの株式需給面に目を向けると、ここ最近は売り残の増加が目立ち、信用倍率は直近22日現在で1.02倍とがっぷり四つの状態にある。前週末時点では投資家の強弱観対立を物語るが、ここからの値動きにマーケットの視線が集まりそうだ。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.