株価指数先物【昼】 75日線と200日線水準での短期トレード

市況
2024年11月27日 12時00分

日経225先物は11時30分時点、前日比310円安の3万8180円(-0.80%)前後で推移。寄り付きは3万8370円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万8330円)にサヤ寄せする形で、売りが先行して始まった。開始直後に付けた3万8440円を高値に下へのバイアスが強まり、現物の寄り付き後ほどなくして3万8200円まで売られた。中盤にかけて3万8300円水準まで下げ渋る動きもみられたが、200日移動平均線に抑えられる形となり、終盤にかけてショート優勢のなかで一時3万8070円まで下げ幅を広げる場面もみられた。

日経225先物は、200日線(3万8380円)水準で始まったが、同線をキープできなかったことでショート優勢の流れとなった。また、売り一巡後に再び200日線に接近する場面もみられたが、捉えることができず、その後は戻り待ち狙いのショートに押される形だった。終盤にかけて75日線(3万8040円)に接近したが、節目の3万8000円割れを仕掛けてくる動きもなく、ショートカバーに向かわせたようだ。後場も75日線と200日線水準でのスキャルピング中心のトレードが続きそうであるが、200日線を上回ってくるようだと、短期的にはショートカバーを誘う形になろう。

NT倍率は先物中心限月で14.30倍に上昇した。200日線(14.28倍)水準で始まり、一時14.24倍に低下する場面もみられた。ただし、その後は200日線を突破し、75日線(14.31倍)を捉えている。指数インパクトの大きい値がさハイテク株の弱さが目立つものの、東証プライムの値下がり数が8割を超えるなか、NTショートの巻き戻しに向かわせやすい。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.