アルファPに強気評価、国内有力証券は新規「A」でカバレッジ開始
アルファポリス<9467>に強気評価が出ている。岩井コスモ証券は26日、同社株の投資判断を新規「A」でカバレッジを開始した。目標株価は3500円に設定した。同証券では(1)価格改定効果(2)アニメビジネスの拡大(3)海外販売の強化(4)一般ユーザーが自発的に作成するコンテンツであるUGCプラットフォームサイト「アルファポリス」の価値――の4点に注目。第2四半期累計(4~9月)の単独営業利益は前年同期比32.5%増の15億4600万円で着地したが進捗率は高く、25年3月通期の予想同利益25億1000万円(前期比10.5%増)に対して、26億4000万円への増額修正を予想している。特にUGCプラットフォームに関しては、日本のアニメを中心としたコンテンツが海外の市場を開拓していることやソニーグループ<6758>がUGCプラットフォームサイト「カクヨム」を持つKADOKAWA<9468>の買収を協議したことにより、その価値が再評価される可能性に注目している。