東京為替:ドル・円は大幅安、夕方にかけて152円割れ
27日の東京市場でドル・円は大幅安。米金利安を背景に感謝祭を控えた調整のドル売りが強まり、早朝の153円23銭から下落基調に。米次期政権の関税強化による影響を懸念した円買いも継続。夕方にかけてドル売りが再開し、151円72銭まで値を切り下げた。
・ユーロ・円は160円71銭から159円29銭まで下落。
・ユーロ・ドルは1.0474ドルから1.0505ドルまで値を上げた。
・日経平均株価:始値38,327.86円、高値38,332.45円、安値37,988.99円、終値38,134.97円 (前日比307.03円安)
・17時時点:ドル円151円70-80銭、ユーロ・円159円30-40銭
【金融政策】
・NZ準備銀行:政策金利を0.50ポイント引き下げ
【要人発言】
・メンデス・カナダ銀行副総裁
「米次期政権の関税強化、明らかに両国の経済に影響を及ぼすだろう」
・オアNZ準備銀行総裁
「軌道は8月よりも急激な金利低下を示唆」
「25pと75bpの引き下げは考慮しなかった」
・NZ準備銀行(声明)
「経済状況が予測通りなら来年初めに一段の引き下げ」
「金融政策の抑制について引き続き解除することに自信」
【経済指標】
・豪・10月消費者物価指数:前年比+2.1%(予想:+2.3%、9月:+2.1%)
・中・10月工業企業利益:前年比-10.0%(9月: -3.5%)
《TY》