タカラトミーが大幅高で切り返し急、インバウンド関連の好業績株として脚光
タカラトミー<7867>が大幅高。前日に売買代金を膨らませ急動意をみせたが、きょうは更にその勢いが加速、連続大陽線で4300円台まで上値を伸ばしている。玩具大手でトレーディングカードやカプセルトイなどにも積極展開している。訪日外国人の急増が続くなか、インバウンド消費が国内消費関連セクターの収益押し上げに寄与しており、同社にもその恩恵が及んでいる。きょう臨時国会が召集され、あす29日に石破茂首相の所信表明演説が行われる。石破首相は早くから「地方創生」を政策テーマに掲げてきたが、そのなかでインバウンド需要の取り込みは観光立国の観点から重要なポイントとなる。インバウンド関連にここ強調展開が続いているが、そのなか業績好調が際立つ同社はその関連銘柄の一角として実需買いを呼び込んでいるもようだ。