マクセルが3日ぶり反発、産業機器のバックアップ用全固体電池モジュールを開発
マクセル<6810>が3日ぶりに反発している。午後3時ごろ、23年に量産を開始したたセラミックパッケージ型全固体電池「PSB401010H」を電源とした産業機器のバックアップ用全固体電池を開発したと発表しており、好材料視されている。
今回開発したモジュールは、充電回路や昇圧回路を搭載し、更に全固体電池の安全性・長寿命とセラミックパッケージ型全固体電池の耐熱性を生かした製品。一次電池からの置き換えや産業機器の新製品への搭載も可能となっており、10年以上の寿命が期待できる全固体電池モジュールを搭載することで、産業用ロボットやPLCなどの産業機器を使うエンドユーザーの電池交換作業による手間や生産性低下を抑えることが可能になるとしている。