東京株式(寄り付き)=売り買い交錯、米株最高値圏も円高に警戒感
2日の東京株式市場は売り買い交錯、寄り付きの日経平均株価は前営業日比8円高の3万8216円と小反発。
前週末の米国株市場は感謝祭の翌日で半日取引となったが、NYダウ、ナスダック指数ともに上昇した。NYダウや機関投資家がベンチマークとして重視するS&P500指数が揃って史上最高値を更新、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も最高値に接近している。これを受け東京市場もリスクオンの地合いが期待されるところだが、外国為替市場では円高が一段と進んでおり、これが自動車やハイテクセクターに逆風となっている。足もと強弱観対立のなか、方向感がつかみにくい展開となっている。