クミカがS高、シーラテクノロジーズと来年6月1日をメドに経営統合

材料
2024年12月2日 13時23分

クミカ<8887>が後場急伸しストップ高の413円に買われている。午前11時30分ごろ、筆頭株主で資産運用プラットフォーム「利回りくん」を中心としたプロップテック事業などを行うシーラテクノロジーズ<SYT>と、25年6月1日をメドに株式交換により経営統合すると発表しており、材料視されている。

クミカを株式交換親会社、シーラを株式交換子会社とする株式交換で、シーラ株式1株に対して、クミカの普通株式110株を割当交付する。両社は24年1月に資本・業務提携契約を締結し、8月にはクミカによる第三者割当増資をシーラが引き受けることで関係強化を図ってきたが、クミカの経営基盤を更に安定化させ、クミカとともに成長戦略を描いていくために、両社の経営統合が不可欠であると判断したという。なお、経営統合後もクミカ株式は引き続き東証スタンダード市場に上場を維持する予定という。

この発表を受けて東京証券取引所では、上場会社が実質的存続性を喪失する見込みとなったとして、株式交換の効力発生をもって「合併等による実質的存続性の喪失」に係る猶予期間に入る見込みとした。猶予期間入り後も上場は維持されるが、猶予期間である29年5月31日までに、同社が新規上場審査基準に準じた基準に適合しているかどうか審査し、基準に適合すると認められた場合には猶予期間が解除される一方、基準に適合しない場合には、上場廃止となるおそれがある。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.