アルフレッサが反発、アナフィラキシー補助治療剤の製造販売承認を申請
アルフレッサ ホールディングス<2784>が反発している。11月29日の取引終了後、子会社アルフレッサ ファーマが蜂毒、食物及び薬物などに起因するアナフィラキシーに対する補助治療剤であるアドレナリン点鼻液の製造販売承認申請を行ったと発表しており、好材料視されている。
アナフィラキシーには現在、アドレナリン注射液自己注射キット製剤が広く使われているが、その特性上、患者自身あるいは介護者による筋肉内への注射が必要となっている。こうしたなか、症状の緩和に向けた迅速な対応が求められることから、鼻へのスプレーによる簡便で迅速な投与を可能にするアドレナリン点鼻液が注目されているようだ。