東京為替:ドル・円は伸び悩み、夕方に失速
2日の東京市場でドル・円は伸び悩み。円買い先行で早朝は149円50銭まで下落。その後は値ごろ感からドルに買戻しが強まり、午後は一時150円74銭まで値を上げた。ただ、週末の日銀総裁発言で年内の追加利上げが期待され、夕方は失速した。
・ユーロ・円は158円64銭から157円59銭まで下落。
・ユーロ・ドルは1.0570ドルから1.0496ドルまで値を下げた。
・日経平均株価:始値38,216.95円、高値38,552.41円、安値37,958.55円、終値38,513.02円 (前日比304.99円高)
・17時時点:ドル円150円30-40銭、ユーロ・円157円90-00銭
【経済指標】
・日・7-9月期法人企業統計調査・全産業設備:前年比+8.1%(予想:+7.0%、4-6月期:+7.4%)
・中・11月財新製造業PMI:51.5(予想:50.6、10月:50.3)
【要人発言】
・レーンECB専務理事
「インフレ率はECBの目標に接近もまだ少しの距離」
「新たな課題は会合ごとに発生するリスクの評価」
・カザークス・ラトビア中銀総裁
「インフレ問題は近く終わると推測」
「利下げ継続が必要と個人的には考える」
・シュレーゲル・スイス国立銀行総裁
「ドイツが風邪をひくと、スイスはインフルエンザにかかる」
《TY》