ヒズボラがイスラエル軍を攻撃　停戦後初

ヒズボラがイスラエル軍の拠点に対する攻撃を行った。米国の仲介による停戦発効後では初めて。イスラエル当局も強力な対応を言明している。ブルームバーグが伝えた。ヒズボラは２日、レバノンとシリアの国境近くの係争地にあるイスラエルの軍事施設を標的に攻撃を実施したと発表。

レバノン国内でのイスラエル国防軍による過去１週間の相次ぐ違反行為に対する防衛的対応だと説明している。テレグラムのチャンネルでは、空爆を行うイスラエル軍への警告でもあるとヒズボラは主張した。

イスラエル国防軍によると、ヒズボラがハルドフに向けて２発の飛翔体を発射したが、死傷者などは報告されていない。

イスラエルのネタニヤフ首相は即座に反応。「ヒズボラによる攻撃は停戦への重大な違反であり、イスラエルは強力に対応する。我々は停戦を継続する決意であり、ヒズボラのあらゆる違反行為に対応する」とした。

これとは別に、イスラエル軍は２日夜、「現在レバノンのテロ標的を攻撃している。詳細は追って明らかにする」とワッツアップに投稿した。

株探ニュース