日経平均は46円高、寄り後は一時下げに転じる
日経平均は46円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、ナスダック総合指数やS&P500が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、昨日の日経平均が25日移動平均線を一気に上抜けたことから、相場は上昇トレンドに入ったとの見方もあった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、夜間の外為市場で一時1ドル=148円60銭台をつけるなど、じりじりと円高・ドル安が進んでいることが東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。さらに、日経平均は昨日までの続伸で1000円を超す上げとなったことから、目先的な利益確定売りや戻り待ちの売りも出やすく、寄り後、日経平均は一時下げに転じた。
《SK》