任天堂は異彩の8連騰で上場来高値更新、スイッチ後継機発表への思惑
任天堂<7974>は8連騰と異彩を放つ上値追いで上場来高値を約5カ月ぶりに更新した。きょうの高値9210円まで8営業日で株価水準を1000円以上も切り上げている。サウジ系ファンドが保有する同社株売却の動きが一巡したという観測に加え、「ニンテンドースイッチ」の後継機が来年早々にも発表され、春先に販売されるとの思惑が株価の刺激材料となっているもようだ。ソニーグループ<6758>のKADOKAWA<9468>への買収提案を契機に、「任天堂のIP(知的財産)関連分野における展開力を改めて評価する機運が高まっている」(ネット証券アナリスト)との見方も示されている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています