三菱商が下げに沈む、「中国の銅不正取引疑惑で135億円以上の損失」と伝わる
三菱商事<8058>が朝高後に下げに沈んだ。米ブルームバーグ通信が4日、「三菱商事が、中国拠点のトレーダーが関与した疑いがある銅取引での不正行為で、9000万ドル(約135億円)以上の損失を被ったことが分かった」と報じ、嫌気されたようだ。報道によると、三菱商傘下企業の銅取引担当者が、自身と関係のある地場企業などと無許可で取引をしていたことが判明。担当者を解雇したという。額として第2四半期(7~9月)の中国関連取引損失に近い水準であり、関係者によると同損失はこの担当者の案件に関連していると伝えている。