オクタ、決算受け上昇 進行中の残存履行義務が予想上る=米国株個別
(NY時間09:39)(日本時間23:39)
オクタ<OKTA> 84.99(+3.28 +4.01%)
ユーザー管理や分析レポートのソフトウエア開発のオクタ<OKTA>が上昇。前日引け後に8-10月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。重要な指標である進行中の残存履行義務(cRPO)も予想を上回っている。ガイダンスも公表し、通期の1株利益および売上高の見通しを上方修正した。
アナリストは「cRPOの13%の成長は、以前の見解を約4%ポイント上回っており、クラウド最適化と緩やかなシート(利用ユーザー)獲得後の今後12カ月間における受注残の改善を示唆している」と評している。
(8-10月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.67ドル(予想:0.59ドル)
・売上高:6.65億ドル 14%増(予想:6.50億ドル)
サブスク:6.51億ドル(予想:6.35億ドル)
プロフェッショナル・その他:0.14億ドル(予想:0.15億ドル)
・粗利益率(調整後):81.0%(予想:81.2%)
・営業利益(調整後):1.38億ドル(予想:1.20億ドル)
・FCF:1.54億ドル(予想:1.30億ドル)
・残存履行義務(RPO):36.6億ドル(予想:35.0億ドル)
進行中の残存履行義務(cRPO):20.6億ドル(予想:19.9億ドル)
(11-1月・第4四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.73~0.74ドル(予想:0.67ドル)
・売上高:6.67~6.69億ドル(予想:6.51億ドル)
・営業利益(調整後):1.54~1.56億ドル(予想:1.41億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):2.75~2.76ドル(従来:2.58~2.63ドル)(予想:2.61ドル)
・売上高:26.0億ドル(従来:25.6~25.7億ドル)(予想:25.6億ドル)
・営業利益(調整後):5.73~5.75億ドル(従来:5.35~5.45億ドル)(予想:5.41億ドル)
【企業概要】
世界中で自動化ユーザー管理、統合、モバイルID、マルチファクター認証、およびリポートソフトウェアを提供しているアプリケーションソフトウェア開発会社。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース