大阪ソーダが急騰、肥満症薬向けシリカゲルの生産増強前倒しの期待膨らむ
大阪ソーダ<4046>が急騰している。同社はホームページ上で、4日開催の25年3月期中間期決算・事業計画説明会の資料を公開した。肥満症治療薬の製造に用いるシリカゲルの製造体制について、製薬業界での大規模増設や、インドや中国でのバイオシミラーの開発競争の激化などを背景に、同社の尼崎工場の第2期増強に関して2025年度内の完成に向けて6カ月の工期短縮を検討する姿勢を示した。更に次期増設計画について同年度内に方針を社内決定する予定だと明らかにした。肥満症関連銘柄として位置づけられる同社の成長が前倒しで加速するとの期待を高める形となり、幅広い投資家からの資金が流入したようだ。