ファイサーブが下落 ビシニャーノCEOが社会保障庁長官に指名される=米国株個別
(NY時間14:35)(日本時間04:35)
ファイサーブ<FI> 204.15(-11.70 -5.42%)
フィンテックのファイサーブ<FI>が下落。トランプ次期大統領が同社のビシニャーノCEOを社会保障庁長官に指名したことが売りを呼び込んでいる。アナリストも、同社CEOの指名は投資家にとって驚きだと述べている。
トランプ氏は自身のソーシャルメディア、トゥルース・ソーシャルで「フランクは大企業の変革において素晴らしい実績を持つビジネスリーダーだ。彼は今後何世代にも渡って米国民に対する社会保障庁の公約を実現する責任を担うことになる」と投稿した。
アナリストからは戸惑いの声が相次いでいる。「同CEOは同社の成功に不可欠であり、新たな不確実性の中で、株価に圧力がかかるのは理に適う」といったコメントや、別のアナリストからは「このニュースは完全に投資家の意表を突いた。彼のキーマンとしての地位を踏まえると、株価に不釣り合いなほどネガティブな影響が出るとしても驚きではない」といったコメントも出ている。
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MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース