東証グロース市場250指数先物概況:底堅さを確認し、後場持ち直し

市況
2024年12月6日 16時30分

12月6日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比変わらずの635pt。なお、高値は637pt、安値は629pt、日中取引高は3599枚。前日5日の米国市場のダウ平均は反落。高値を試す動きに寄り付き後、小幅高。その後、高値警戒感で買いが続かず、さらに、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が利下げを急がない姿勢を表明したことを背景に長期金利の上昇に連れ相場は下落に転じた。雇用統計の発表を明日に控え警戒感も強く、利益確定売りに押され相場は終日軟調に推移した。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比変わらずの635ptからスタートした。米国の株安や長期金利の上昇で、朝方は弱含んだものの、底堅さを確認すると、午後に下げ幅を縮小。今晩米国で、11月の雇用統計や12月のミシガン大学消費者信頼感指数速報を控えているものの、75日移動平均線が下値サポートとして機能していることもあり、一時、プラス圏に浮上。週末の持ち高調整をこなしながら引けにかけても強含み、前日比変わらずの635ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、インテグラル<5842>やBUYSELL<7685>などが上昇した。

《SK》

提供:フィスコ

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