アサナ、決算受け急伸 業績安定の兆しを示す=米国株個別

材料
2024年12月7日 0時16分

(NY時間10:12)(日本時間00:12)

アサナ<ASAN> 21.27(+5.81 +37.58%)

作業管理システムのアサナ<ASAN>が急伸。前日引け後に8-10月期決算(第3四半期)を発表し、売上高が予想を上回ったほか、1株損益の赤字も予想ほど膨らまなかった。ガイダンスでも、第4四半期、通期とも予想を上回る売上高見通しを示している。

アナリストからは「今回の決算は業績安定の兆しを示している」との評価も出ている。同社株は今年に入って19%下落しているが、アナリストは同社のAIスタジオ製品に対する需要を肯定的に見ており、目標株価の引き上げが相次いでいた。最高は22ドルとの評価も。

(8-10月・第3四半期)

・1株損益(調整後):-0.02ドル(予想:-0.07ドル)

・売上高:1.84億ドル(10%増、予想:1.81億ドル)

(11-1月・第4四半期見通し)

・1株損益(調整後):-0.01~-0.02ドル(予想:-0.01ドル)

・売上高:1.88~1.89億ドル(予想:1.88億ドル)

(25年度通期見通し)

・1株損益(調整後):-0.14~-0.15ドル(予想:-0.19ドル)

・売上高:7.23~7.24億ドル(予想:7.20億ドル)

【企業概要】

顧客の日常業務から戦略的イニシアチブまでの調整をサポートする作業管理システムを手掛ける。タスクやプロジェクト、責任者、プロセス、ファイルやステータスなどの情報、データ等を関連付けた独自の多次元データモデルは、組織内の人やプロジェクトに、最も関連性の高い仕事に関する動的ビューを提供する。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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