アップルがクアルコムを凌駕すべく、自社製モデムの展開を準備中と伝わる=米国株個別

材料
2024年12月7日 1時40分

(NY時間11:36)(日本時間01:36)

クアルコム<QCOM> 158.68(-1.71 -1.07%)

アップル<AAPL> 243.79(+0.75 +0.31%)

日本時間の午前1時半前からクアルコム<QCOM>にやや売りが強まっている。アップル<AAPL>がクアルコムを凌駕すべく、3年計画で自社製のモデム展開を準備中と伝わったことが嫌気されている。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。

アップルは最も野心的なプロジェクトの1つを市場に投入する準備を進めており、それは長年のパートナーであり、同時にライバルでもあるクアルコムの部品に取って代わる一連のセルラーモデムチップだという。

アップルが5年以上の歳月をかけて開発した自社製モデムシステムは、来春にデビューする予定で、この部品はアップルのエントリーレベルのスマートフォンであるアイフォーンSEの一部に採用される予定だと伝えている。さらに世代を重ねるごとにチップを高度化していく予定。

関係者によると、アップルは2027年までに最終的にクアルコムの技術を追い越したいと考えているという。アップルは長年、アイフォーンに搭載されているクアルコムのモデムチップを置き換えることを試みてきた。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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