10万円以下で買える、連続増益&低PBR 24社【スタンダード】編 <割安株特集>
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。SBI証券と楽天証券のネット証券大手2社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。
東証スタンダード上場企業では834銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は直近の業績予想で経常利益が2期以上連続で増加を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍未満の銘柄に注目してみた。
下表は東証スタンダード上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額100億円以上、(3)今期の経常利益が2期以上連続で増加を見込む、(4)PBRが0.8倍未満――――を条件に投資妙味が高まる24社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは6日現在)
6日(金)に配信した「10万円以下で買える、連続増益&低PBR【プライム】編」も併せてご覧ください。
最低投資 ┌経常利益┐ 増益
コード 銘柄 金額 増益率 今期 連続期数 PBR
<1853> 森組 30900 0.7 1040 2 0.72
<7247> ミクニ 31200 10.7 3500 2 0.27
<6853> 共和電 42500 6.9 1250 2 0.66
<8737> あかつき本社 43100 10.1 4200 3 0.78
<2418> ツカダGHD 43200 10.0 6316 2 0.72
<9067> 丸運 43600 43.5 1010 2 0.50
<7266> 今仙電機 49900 15.4 300 2 0.21
<7987> ナカバヤシ 50700 145 2460 2 0.51
<4620> 藤倉化 52400 8.3 2000 2 0.38
<1914> 日基技 59500 12.6 1578 4 0.51
<9307> 杉村倉 61800 0.4 1300 2 0.62
<7539> アイナボHD 62700 2.9 2550 2 0.58
<8920> 東祥 65100 22.0 5000 2 0.68
<7561> ハークスレイ 68700 10.1 2850 4 0.52
<7871> フクビ 72400 0.6 2130 4 0.39
<4977> 新田ゼラチン 74900 42.7 3400 4 0.73
<9059> カンダ 76500 0.5 3550 2 0.66
<3417> 大木ヘルス 78000 1.3 3300 3 0.36
<8844> コスモスイニ 81200 16.7 7800 4 0.57
<2344> 平安レイ 82000 8.7 1916 4 0.47
<5237> ノザワ 85600 8.4 2100 2 0.49
<2903> シノブフズ 92500 3.8 2500 4 0.72
<5965> フジマック 93400 25.2 3000 3 0.53
<9846> 天満屋ス 99700 4.8 2500 2 0.45
※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が%、PBRが倍。
※今期最終赤字、無配の企業は除いた。
株探ニュース