トミタ電機が大幅続落、市況回復の想定崩れ25年1月期業績予想を赤字転落へ下方修正
トミタ電機<6898>が大幅続落している。前週末6日の取引終了後、25年1月期の連結業績予想について、売上高を16億3000万円から14億700万円(前期比5.7%減)へ、営業損益を3600万円の黒字から1億6100万円の赤字(前期2700万円の赤字)へ、最終利益を2900万円の黒字から1億7600万円の赤字(同3300万円の赤字)へ下方修正したことが嫌気されている。
従来予想では、下期に市況回復を見込んでいたものの、その想定が大きく崩れ、ほぼ全方位で上期に引き続き低調に推移する結果となっていることが要因。また、売上高の減少により設備稼働率が低下したことで製造コストが上昇し、円安による仕入れ原価の上昇なども重なり赤字転落を余儀なくされるとしている。