外為サマリー:150円00銭前後でもみ合う、方向感に欠ける展開に
9日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=149円96銭前後と前週末午後5時時点に比べ10銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=158円02銭前後と同80銭強のユーロ安・円高で推移している。
ドル円は、朝方から一進一退が継続。149円70~150円00銭を中心とする狭いレンジでの値動きとなった。前週末6日に発表された米11月雇用統計では、非農業部門雇用者数は予想を上回ったものの失業率は上昇したことから、今月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利下げが行われるとの見方が強まった。一方、今月の日銀金融政策決定会合では追加利上げは見送られるとの声が浮上するなか、ドル円相場は方向感に欠ける展開となっている。
ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0537ドル前後と同0.0040ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。