芙蓉総合リース---Nexampと提携、イリノイ州とニューヨーク州で分散型太陽光発電(コミュニティ・ソーラー)を展開
芙蓉総合リース<8424>は6日、同社の米国現地法人であるFuyo General Lease (USA) Inc.が、三菱商事<8058>傘下で米国最大の分散型太陽光発電(コミュニティ・ソーラー)事業会社であるNexamp(米国)と提携したことを発表。米国・イリノイ州およびニューヨーク州の脱炭素化目標の実現に貢献すべくコミュニティ・ソーラー・プロジェクトを展開していく。
同社は、Nexampがイリノイ州を中心に開発する350MW以上のコミュニティ・ソーラー・プロジェクト(2025年から2027年に商業運転を開始予定)に資金を提供する。本プロジェクトは、ComEdとAmerenの電力サービスエリア内の1万世帯以上の電気料金を削減し、より弾力的で柔軟な送電網の構築に貢献する。イリノイ州は本プロジェクトにより、CO2排出量を増やすことなく電力需要の増加に対応したより多くのエネルギーの導入が可能となる。
本プロジェクトは、「電化を築く未来のための雇用を創出する」という州のコミットメントに沿って、Nexampが主導する人材育成の取り組みを加速させる。また、本プロジェクトに伴う太陽光発電プロジェクトの建設、運営、管理により、イリノイ州とニューヨーク州で約3,000人の雇用が創出され、Nexampの新しいフェローシップ・プログラムの参加者にも雇用機会が提供される予定である。
《AK》