ディズニーCFO 営業利益の成長は25年度下半期に偏る=米国株個別
(NY時間14:46)(日本時間04:46)
ディズニー<DIS> 114.96(-1.77 -1.52%)
本日はディズニー<DIS>のジョンストンCFOが証券会社主催のコンファレンスに出席しており、営業利益の成長は今年度(2025年度)の下半期(4-6月以降)に偏るとの見解を示した。同社は10-12月期が2025年度第1四半期。
テーマパークは2024年度後半に、フロリダのディズニー・ワールドの人件費上昇と、パリ五輪の影響による欧州の観光客獲得競争の圧力に直面したという。引き続き不要なコストの削減に注力すると同CFOは述べた。来年5月のコムキャスト<CMCSA>のユニバーサル・エピック・ユニバース開業の影響はあると想定されるが、ディズニー・ワールドの来年夏の予約は増加しているという。
一方、クルーズ事業については「利益率が高く、リターンも大きい」と述べたほか、ストリーミング事業については、サービス価格を引き上げる意向を示した。また、ライバル企業からディズニー+のコンテンツのライセンス供与を受ける可能性があるとも述べている。
本日の同社株は軟調に推移。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース