ETF売買動向=10日前引け、農中NQ1H、GXAIビグが新高値

市況
2024年12月10日 11時32分

10日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比10.9%減の1087億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同14.3%減の873億円だった。

個別ではNZAM 上場投信 NASDAQ100 <2087> 、グローバルX AI&ビッグデータ ETF <223A> 、グローバルX デジタル・イノベーション-日本株式ETF <2626> 、グローバルX レジャー&エンターテインメント <2645> が新高値。SMDAM 東証REIT指数 <1398> 、iFreeETF 東証REIT指数 <1488> 、MAXIS Jリート上場投信 <1597> 、グローバルX レジデンシャル・J-REIT ETF <2097> が新安値をつけた。

そのほか目立った値動きではNEXT 香港ハンセンダブル・ブル <2031> が11.86%高、中国H株ブル2倍上場投信 <1572> が10.78%高、One ETF 南方 中国A株 CSI500 <2553> が7.50%高、NEXT 韓国KOSPIダブル・ブル <2033> が5.74%高、グローバルX チャイナEV&バッテリー <2254> が4.76%高と大幅な上昇。

一方、NEXT 香港ハンセン・ベア <2032> は6.00%安、中国H株ベア上場投信 <1573> は4.11%安と大幅に下落した。

日経平均株価が36円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金549億7800万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均707億1700万円を大きく下回っており低調。

その他の日経平均ETFでは日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が72億8700万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が64億4800万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が46億4300万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が46億4200万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が44億4400万円の売買代金となった。

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