ボーイングが続伸 737MAXの生産を再開=米国株個別
(NY時間12:31)(日本時間02:31)
ボーイング<BA> 163.12(+6.08 +3.87%)
ボーイング<BA>が本日も買いが膨らんでおり、10月に上値を抑えられた160ドルの水準を突破してきている。本日は737MAX型機の生産を再開した発表した。
工場労働者3万3000人による7週間のストライキが終了してから約1カ月後の先週6日にシアトル南部のワシントン州レントンにある737ジェット旅客機の製造施設で生産は再開されたという。
シアトル北部のエバレット工場では、777、777X、767の組み立てラインの生産はまだ再開されていないが、同社は数日中に生産が再開されると述べている。
787ドリームライナーは、サウスカロライナ州の非組合工場で製造されているため、ストライキの影響は受けていない。ただ、同機種は客室設備やその他の部品の不足に悩まされて来た。
8月に就任したオータバーグCEOにとって、工場を通常のペースに戻すことが最優先事項となっている。同社は、再開の各段階で潜在的なリスクを特定し、軽減するための具体的な計画を各航空機プログラムごとに作成していると発表した。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース