GM、クルーズでのロボタクシー事業から撤退 株価は横ばい=米国株個別
(NY時間09:37)(日本時間23:37)
GM<GM> 52.77(+0.03 +0.05%)
GM<GM>が前日引け後に自動運転車を手掛けるクルーズ事業でのロボタクシーから撤退すると発表した。これに伴いクルーズとGMの技術チームは統合され、GMが将来販売するモデルに搭載する自律走行技術の開発に集中する。
GMはロボタクシー開発への資金提供を停止するとし、その理由として、ビジネスをスケールさせるのにはかなりの時間とリソースが必要となることや、ロボタクシー市場での競争激化を挙げた。
バーラCEOはクルーズを売上高500億ドルに成長させることなどを通じ、2030年までに売上高倍増を目指すとしていた。ロボタクシー事業から撤退すれば、その目標は遠のくと見られる。2025年上半期には完了したい意向。
同社は今回の撤退で年間10億ドルのコスト削減が期待されると発表し、時間外で株価は上昇していたが、通常取引に入ると横ばいで推移している。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース