シンクロが急落で年初来安値、公募増資による希薄化懸念
シンクロ・フード<3963>が急落。前日比15.1%安の354円まで下げ、約4カ月ぶりに年初来安値を更新した。11日の取引終了後、200万株の公募増資とオーバーアロットメントによる売り出しに伴う上限120万株の売り出しを実施するほか、藤代真一社長による600万株の株式売り出しを行うと発表。これを受けて、株主価値の希薄化を懸念した売りが膨らんでいるようだ。
発行価格は18日から24日までの期間に決定する予定とし、調達資金7億5148万円は今後の成長及び新規事業拡大のための運転資金や研究開発資金に充てるとしている。