東京株式(前引け)=前日比508円高、米株高を受け一時4万円台乗せ
12日前引けの日経平均株価は前日比508円87銭高の3万9881円10銭。前場のプライム市場の売買高概算は9億9152万株、売買代金は約2兆2569億円。値上がり銘柄数は1217、値下がり銘柄数は358、変わらずは67銘柄だった。
日経平均株価は大幅高。取引時間中では10月15日以来となる4万円台を一時回復した。前日のNYダウは5日続落したものの、ハイテク株が買われナスダック指数は初の2万台に乗せた。これを受け、東京市場でも半導体関連株などが値を上げ全体相場を押し上げた。日経平均株価は午前10時過ぎには前日に比べ700円を超える値上がりとなったが4万円を超えた水準では売りが膨らみ、前引けにかけ上昇幅は縮小した。
個別銘柄では、三菱重工業<7011>やIHI<7013>、フジクラ<5803>が高く、ディスコ<6146>やアドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>が値を上げた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>もしっかり。半面、マネックスグループ<8698>やさくらインターネット<3778>、セブン&アイ・ホールディングス<3382>が安く、くら寿司<2695>が急落した。