東証グロース市場250指数先物概況:中心限月が移行し反発

市況
2024年12月12日 16時30分

12月12日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比6pt高の643pt。なお、高値は648pt、安値は635pt、日中取引高は1862枚。前日11日の米国市場のダウ平均は5日続落。11月消費者物価指数(CPI)が想定内にとどまり12月連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げを期待した買いに、寄り付き後、上昇。ダウは利益確定売りに押され下落に転じた。ナスダックは利下げ期待を受けた買いやアルファベットなどハイテクの買いが主導し終盤にかけ上げ幅を拡大し過去最高値を更新した。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比7pt高の644ptからスタートした。朝方はマイナス圏に振れる場面がものの、その後は堅調な値動き。ナスダックが初の20000pt台に乗せたことを手掛かりに、グロース市場の買い意欲も高まった。明日の12月SQを前に、3月限の出来高が12月限を上回ったことで、中心限月の移行がスムーズに進み、買い安心感が台頭。反発となる643ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株ではGENDA<9166>やHENNGE<4475>などが上昇した。

《SK》

提供:フィスコ

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