株価指数先物【昼】 売り一巡からSQ値を意識したリバウンドに期待

市況
2024年12月13日 12時02分

日経225先物は11時30分時点、前日比440円安の3万9370円(-1.10%)前後で推移。寄り付きは3万9650円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万9665円)にサヤ寄せする形から、売りが先行して始まった。その後3万9770円まで下げ幅を縮めたが、現物の寄り付き後は下へのバイアスが強まった。中盤には日経平均株価がSQ値(概算3万9434.85円)を割り込んできたことでショートが強まる形になり、終盤にかけて一時3万9240円まで売られた。

日経225先物は、日経平均株価がSQ値を下回った辺りから下落幅を広げたが、売り一巡後はボリンジャーバンドの+1σ(3万9340円)水準で下げ渋る動きをみせている。前日のリバウンド部分を帳消しにした格好ではあるが、売り一巡感も意識されやすく、+1σ水準での底固めからSQ値を意識したリバウンドに向かわせる可能性はあるだろう。SQ値を回復することができれば、短期筋のショートカバーを誘う展開も想定しておきたいところである。

NT倍率は先物中心限月で14.38倍と横ばいで推移している。一時14.43倍まで上昇した後に、14.34倍に低下する場面もみられたが、下値は75日移動平均線(14.32倍)が支持線として意識されている。ファーストリテイリング <9983> [東証P]や東京エレクトロン <8035> [東証P]などが日経平均型の重荷となっているが、方向性としてはNTロングを意識したスタンスに向かわせそうだ。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.