豪ドル週間見通し:伸び悩みか、将来的な利下げの可能性残る

通貨
2024年12月14日 14時54分

■上昇、雇用統計改善を好感

今週の豪ドル・円は上昇。豪準備銀行(中央銀行)による将来的な利下げを意識して豪ドル売りが一時優勢となった。ただ、11月雇用統計が予想外に改善したことを受けて早期利下げ観測は後退し、リスク選好的な豪ドル買い・円売りが活発となった。日本銀行の利上げ観測後退による円売りも観測された。取引レンジ:95円57銭-98円06銭。

■伸び悩みか、将来的な利下げの可能性残る

来週の豪ドル・円は伸び悩みか。豪準備銀行(中央銀行)は「消費者物価が持続的に目標に戻るとの確信が高まる」との見解を示した。11月雇用統計で失業率は予想外に低下したが、将来的な利下げの可能性は残されており、リスク選好的な豪ドル買い・円売りがさらに強まる可能性は低いとみられる。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント

・特になし

予想レンジ:96円00銭-99円00銭

《FA》

提供:フィスコ

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