黒田グループはカイ気配スタート、きょうスタンダード市場に新規上場
きょう東証スタンダード市場に新規上場した黒田グループ<287A>は、公開価格と同じ700円カイ気配でスタートした。
同社は、18年3月まで東証1部に上場していた黒田電気の持ち株会社。非公開化前は商社事業を担う黒田電気をグループの頂点としていたものの、非公開化により17年10月に設立されたKMホールディングスを頂点とした持ち株会社体制に移行し、20年4月に黒田グループに社名変更した。現在は液晶用配向膜印刷版、自動化設備、樹脂成形金型、HDD用部品、電力・電設資材、アルミダイカスト製品の製造・販売及びプリント回路基板の設計・受託開発を行う製造事業とエレクトロニクス業界及び自動車業界への電子部品、電気材料などの販売を行う商社事業を展開している。売出株式数1214万8200株のほか、オーバーアロットメントによる売り出し182万2200株。主幹事はSMBC日興証券、野村証券。