外為サマリー:154円10銭近辺で推移、米長期金利高止まりでドル堅調

通貨
2024年12月17日 10時35分

17日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=154円15銭前後と前日午後5時時点に比べ60銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=162円30銭前後と同1円00銭強のユーロ高・円安で推移している。

ドル円は、午前8時時点では154円10銭前後で推移していたが、午前9時40分過ぎには154円34銭前後まで上昇。全体的には、154円前半のもみ合いとなっている。前日のニューヨーク市場では、ドルは一時154円48銭と11月26日以来、約3週間ぶりの高値をつけた。米11月総合購買担当者景気指数(PMI)が56.6と11月(54.9)から上昇した。特にサービス業が高水準だった。17~18日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されるが、来年の金融政策に関しては利下げペースの鈍化を見込む声も増えており、米長期金利は高止まりしている。日米金利差拡大が意識されるなか、この日の東京市場に移ってもドルは堅調な値動きとなっている。

ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0528ドル前後と同0.0020ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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