外為サマリー:一時153円70銭台に戻す、持ち高調整のドル売り一巡
18日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=153円69銭前後と前日の午後5時時点に比べて40銭弱のドル安・円高となっている。
17日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=153円46銭前後と前日に比べて70銭弱のドル安・円高で取引を終えた。同日発表の米11月鉱工業生産指数が市場予想に反して低下したことなどが影響し、一時153円16銭まで軟化した。
ただ、この日の東京市場のドル円相場は下げ渋る動きとなっている。米連邦準備理事会(FRB)が18日まで開く米連邦公開市場委員会(FOMC)では0.25%の利下げが決まる見通しだが、FRBは今後の利下げペースを遅らせるとの思惑がドルの下支えとなっているもよう。FOMCの結果発表を控えた持ち高調整のドル売りは一巡したようで、午前9時40分ごろには153円76銭をつける場面があった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0499ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0002ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=161円37銭前後と同35銭程度のユーロ安・円高で推移している。