12月18日のNY為替概況

市況
2024年12月19日 5時30分

18日のニューヨーク外為市場でドル・円は、153円68銭へ下落後、154円66銭まで上昇し、引けた。米国の11月住宅着工件数の予想外の減少をきっかけにドル売りが一時強まった。その後、米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25ポイント利下げ決定も、25年末の金利予測中央値が引き上げられ、来年の利下げ回数は2回に後退。また、パウエルFRB議長も「追加調整を検討する上で慎重姿勢を強める可能性も」と述べたことからドル買いが広がった。

ユーロ・ドルは1.0503ドルへ上昇後、1.0344ドルまで下落し、引けた。ユーロ・円は161円56銭から159円82銭まで下落した。

ポンド・ドルは1.2721ドルから1.2564ドルまで下落。ドル・スイスフランは0.8918フランから0.9015フランまで上昇した。

[経済指標]

・米・11月住宅着工件数:128.9万戸(予想:134.5万戸、10月:131.2万戸←131.1万戸)

・米・11月住宅建設許可件数:150.5万戸(予想:143.0万戸、10月:141.9万戸←141.6万戸)

・米・7-9月期経常収支:-3109億ドル(予想:-2871億ドル、4-6月期:-2750億ドル←-2668億ドル)

[金融政策]

・米連邦公開市場委員会(FOMC)

・政策金利(フェデラルファンドFF金利の誘導目標)を0.25ポイント引き下げ、4.25-4.50%に決定

「金利予測中央値、25年末は3.875%(予想:3.625%、9月時点:3.375%)」

《KK》

提供:フィスコ

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