東京株式(寄り付き)=大幅続落、米株急落を受け売り噴出
19日の東京株式市場は大きく売りが先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比559円安の3万8522円と続落。
前日の米国株市場では取引後半に波乱展開となり、NYダウが1000ドルを超える急落。更にハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数の下げも700ポイントを超え、下落率はダウを大きく上回った。注目されたFOMCの結果は市場の事前予想通り、FRBが0.25%の政策金利引き下げを決めたが、来年の利下げについては年4回から年2回に半減する見通しが示された。また、パウエルFRB議長の記者会見でも今後の利下げに慎重な姿勢がみられたことも狼狽売りを誘った。加えてNYダウは1974年以来となる約50年ぶりの10日続落を記録、これを受けて東京市場でも寄り付きからリスクオフ一色に染まる状況となっている。